【社外CFO通信21】ハード×ソフト

こんにちは。八木です。

みなさんには、
こんな経験、ありませんか?

・ビジョンを作ったが
社員に浸透しない。

・戦略・計画を立てたが
うまく実行できない。

・人事評価制度を導入したが
うまく機能しない。

なぜ、狙い通りいかないのか?

色々な原因が考えられますが、
私自身の経験から、
最も大事だと考える着眼点を
お伝えします。

それは、

社内での取り組みを
「ハード×ソフト」
で考える

という視点です。

ハードとは、
「具体的な形があり、
見えやすい活動」

ソフトとは、
「具体的な形がなく、
見えにくい活動」

のことを指します。

たとえば、冒頭の

・ビジョンを作る
・戦略・計画を作る
・人事評価制度を作る

はいずれも、
「具体的な形」があり、
「見えやすい活動」なので、
ハード寄りと言えます。

ハード面の活動は、
数ヵ月単位と比較的短期間で
目に見える成果物ができ上がり、
手を付けやすい取り組みです。

一方、たとえば、

・組織風土づくり
・社員の育成
・人間関係の改善
・コミュニケーションの円滑化

などは
「具体的な形」がなく
「見えにくい活動」なので、
ソフト寄りと言えます。

ソフト面の活動は、
成果を得るまで年単位で
じっくりと取り組む必要があり、
とっつきにくい取り組みです。

もちろん、
会社の持続的な安定・発展には、
ハードとソフトの両方が不可欠です。

しかし、
目に見えてわかりやすく、
短期的に成果物が見える
ハード寄りの取り組みで
課題を解決しようとしがちです。

冒頭の、

・会社の一体感を高めるために、
ビジョンを作る

・業績を伸ばすために
戦略・計画を立てる

・自律的な社員を育てるために
人事評価制度を導入する

は、どれも間違いではありません。

しかし、
ハード寄りの取り組みだけでは、
目的は達成できません。

ソフト面を意識して、

たとえば、

・社員が中心となって
ビジョンを作る

・ビジョンと普段の仕事が
紐づくように、振り返りの
機会を定期的に設ける

・現場が中心となって
アクションプランに落とし込む

・会社の計画と社員の育成
をリンクさせる

・オープンに会話できる
雰囲気づくりに取り組む

・評価者を育てるための
トレーニングを行う

などを
ソフト面をセットで取り組むと
効果的かもしれません。

みなさんの会社でも
「ハード×ソフト」の視点で、
自社の取り組みを
見直してみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅

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