【社外CFO通信18】自社の収益構造は見えていますか?

こんにちは。八木です。

先日、クライアントとの
打ち合わせにて、

「実績の改善も嬉しいけど、
今の流れで目標利益に近づく
見通しが持てるのが嬉しい。」

という話が出ました。

私が関わる経営者の多くは、

「いま上がっている実績」

^^^^^^^^^^^^^^^
ではなく、

「その先の見通し」

^^^^^^^^^^^^

に関心を持っています。

私は、先を見通しながら
持続的に経営するためには、
「収益構造の把握」
が大事だと考え、
クライアントに伴走しています。

1.収益構造の把握とは?

みなさんの会社では、

「売上がXXX円だと、
残る利益はXXX円程度」

という計算はできていますか?

最もわかりやすく、
管理しやすい指標は売上です。

一方で、最も関心があるのは
やはり最後に残る利益です。

欲しい利益から逆算して
売上目標を立てたり、

赤字にならないよう、
死守すべき売上を把握したり
するためには、

「売上がXXX円だと、
残る利益はXXX円程度」

という、自社の利益構造を
把握することが不可欠です。

2.収益構造の考え方

最もシンプルな方法は、
費用を項目ごとに、

・売上の増減によって
金額が変わる「変動費」

・売上の増減に影響を受けず
概ね一定額の「固定費」

に分けます。

主なものは以下の通りです。

<変動費>

・材料費
・商品仕入
・外注加工費
・運賃

<固定費>

・給与
・地代家賃
・リース料
・減価償却費

上記を含め多くの費用が
実際には変動費と固定費の
両方の性質を持っています。

あまり細かく考えると
手間がかかるので、

実際に分ける際には、
変動費と固定費のどちらに
近いかで、ざっくりと分けて
OKです。

3.活用方法の例

費用を変動費と固定費に
分けて考えると、

「売上がXXX円増えると
利益がいくら増えるか」

「赤字にならないために
最低限必要な売上はいくらか」

などが見えるようになります。

計画や予算を立てるときは、
費用を変動費と固定費に分け、

売上計画によって、
利益がどのように動くかを
シミュレーションできる
エクセルシートを作成し、

打ち合わせで会話しながら
シートの数字をいじり、
納得のいく着地点を
探っていきます。

この収益構造は、
年々変わっていくので、
毎年、見直しをしながら、
理想の利益構造を目指していく
ことになります。

「売上がXXX円だと、
残る利益はXXX円程度」

という自社の利益構造が
見えるようになると、
見通しをもって経営でき、
やるべきことに集中できます。

ぜひ計画を作る際などに
取り入れてみては
いかがでしょうか。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅

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