【社外CFO通信81】事業計画で大切な○○分析とは?
こんにちは。八木です。
会社の未来を描く
事業計画の作成を社員や
コンサルに丸投げしていませんか?
事業計画の目的は、経営者が
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「よし!この方向でいこう!」
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と決断して、腹をくくることです。
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事業計画の本当の価値は、
書類としての「計画書」ではなく、
「計画を立てるプロセス」
にあります。
経営者の頭の中にある将来構想から
大まかな方向性を決めて、
具体的な数字に落とし込む。
当然、すぐには決まらないので、
様々なパターンを試算しながら
ゴールと道筋を定めていく。
この
頭の中にある構想を数字に落とし込み
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様々な選択肢を比較検討する
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が、事業計画の肝です。
このプロセスがあるからこそ、
決断と覚悟が得られます。
実際に数字を置きながら
様々なパターンを試すと、
構想段階では気付かなかった
発見があります。
たとえば、
- いま見込んでる売上では黒字にならない
- 思っているよりも資金が必要で、
資金繰りがギリギリになりそう - 考えていたペースでの成長だと、
利益目標達成に3年もかかってしまう - キャッシュフローと
借入返済のバランスが悪い - いまの収益水準だと、
次の融資が受けられなさそう
頭の中でいくら想像するより、
文字で書いてみるより、
実際に数字を置くことで
課題が鮮明になります。
課題がわかれば、
- 販売先を見直して
平均販売単価を引き上げる - 粗利率を改善する方策を検討する
- 手元資金確保のため融資額を増やす
- 銀行に融資の返済ピッチを
再検討してもらう - 固定費削減を検討する
などを事前に対策できます。
このように
事業と財務を紐付けて、
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事業構想のパターンによって、
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売上や利益、借入などの数字が
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どう変化するかを試算することを
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「感度分析」と呼びます。
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たとえば、こんなことが
数字で把握できます。
- A事業の売上が減って、
B事業の売上が増えると、
利益はどうなる? - 販売単価が5%変わると、
利益はいくら変動する? - 販売数が1.2倍になると、
変動費はいくら増える? - いまの利益で
いくらまでなら融資を受けられる? - 5,000万円の設備投資で
利益はいくら増える? - 5,000万円の設備投資を
何年で回収できる?
事業の動きに従って
財務3表を動かし、
- 事業の動きが財務数値に
どうつながっているのか? - 何をどう動かしたら、
どこが変わるのか?
を数字を見ながら確認し、
ベストな選択肢を探っていきます。
過去の実績は
決算書を見ればわかります。
会社の未来は、
「感度分析」で見通せます。
緻密な事業計画を作るのは大変です。
ざっくりと感度分析から
始めてみてはいかがでしょうか。
今後、もしニーズがあれば、
感度分析に関する勉強会も
開催したいと思います。
ご興味のある方からの
ご連絡をお待ちしています。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅
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