【社外CFO通信65】モノサシを持つ
こんにちは。八木です。
みなさんは、
決算を見る際に使う
「モノサシ」を持っていますか?
毎年、税理士から決算書をもらい、
ひと通り説明を聞き、
そのまま棚にしまっていませんか?
決算書の数字を見れば
事実は分かりますが、
何かと比較しなければ
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解釈できません。
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解釈できなければ、
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その結果に基づき、
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何も行動を起こせません。
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決算の数字だけ見て、
「良かった」
「悪かった」
と、感想だけで終わるのは、
もったいないです。
決算を比較する
3つの視点をご紹介します。
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レベル1
前年実績と比べる
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最もシンプルな比較です。
会計ソフトによっては、
自動的に比較表を出力できます。
たとえば、
・どの数字が変化したのか?
・変化のその背景は?
・今後どうなりそうか?
などを掘り下げてみたいです。
昨日の自分(自社)と比べて、
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成長しているか?
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を見ていきます。
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レベル2
計画と比べる
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計画と比較するには、
事前に計画を立てる
必要があります。
複数年の事業計画ではなく、
単年度の予算でもOKです。
・どこに差異が生じたのか?
・その理由は何か?
・どのようにリカバリーするか?
・次に計画を立てる際の注意点は?
などを検討してみてください。
予定通り進んでいるか?
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をチェックしていきます。
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レベル3
「ありたい姿」と比べる
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たとえば5年後の「ありたい姿」と
今の決算を比較します。
当然、そこには大きな
ギャップがあるはずです。
そのギャップを
ぼんやりしたイメージではなく、
リアルな数字で見ることで、
・目標を再認識できる
・やるべきことが明確になる
・優先順位を見直せる
などの効果が生まれます。
もちろん前提として、
5年後の「ありたい姿」を
数字に落とし込む必要があります。
理想の自分(自社)との距離を把握し、
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次の一手となるアイデアを生みます。
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番外編
ベンチマークと比べる
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中小企業の場合、
重要度は高くありませんが、
・業界平均
・ベンチマークする他社
と比較する方法もあります
ニッチ分野で活躍する中小企業は
必要以上に平均や他社と
比べる必要はありませんが、
・あるべき姿や計画を
考える参考情報として
・銀行目線で自社を
把握する参考情報
(銀行は業界平均との
比較を重視します)
といった点で有効です。
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これらは、
年1回の決算だけでなく、
月次決算でも同様です。
数字をただ眺めるのではなく、
モノサシを置いて比べ、
解釈してみてください。
日々の経営には、
経験と勘も大切です。
モノサシで定期的にチェックすれば、
肌感覚をアップデートでき、
勘も研ぎ澄まされます。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅
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