経営者保証(連帯保証)の見直し

2022年11月2日付日経朝刊より。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB014BN0R01C22A1000000/?type=my#QAAUAgAAMA

私は、スタートアップだけでなく、事業承継の促進に効果的だと感じました。

特に、借入が多い会社では、

  • 親(現経営者)
    「会社は継いで欲しいけど、自分の作った借金の保証を子どもに負わせたくない・・・」
  • 子(事業承継者)
    「会社は継ぎたいけど、親が作った借金の連帯保証まで負うのは少し負担が重すぎる・・・」

という理由で事業承継が進まない、あるいは事業承継を断念しているケースがとても多いと感じます。

会社を継ぐ(≒主要株主となり代表権を持つ)ことと、その会社が抱えた借金を背負うことは異なります。

経営者保証があると、会社を継ぐと同時に、その会社が抱えた借金も最後まで背負うことになり、会社を継ぐ「覚悟の度合い」が大きく違ってきます。

現実には、いまある連帯保証を一気に外すことは難しいので、新規融資や借り換えのタイミングで数年かけて徐々に保証なしの融資に切り替えていければ、事業承継も進みやすくなると期待しています。

当然、経営者保証を外していくこととセットで、

  • 会社と個人を分ける
  • 会社(経営者)側からも金融機関とのコミュニケーションを増やして必要な情報開示を行う

などの取り組みが求められることになります。

「経営者保証を外していくことも含め、実際、どうやって銀行と良好な関係を築いていったらいいの?」

この辺りも弊社にてサポートしていますので、ご興味ある方はお問い合わせください^^

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最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させるヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅