【社外CFO通信63】まずは「2つのWhat」から
おはようございます。八木です。
先月から「脱・横ばい経営」を目指す
【八木塾】の第1期が始まりました。
会社を守り、成長させるための
実践的な財務の考え方を学び、
自社に取り入れていきますが、
全6回のセッションのうち、
最初のDAY1とDAY2では
あまり数字を扱いません。
その理由は、
「財務=ツール」
だからです。
目的が曖昧だと
財務の知識やスキルなど、
「How」を収集するだけで
終わってしまいます。
目先の小さな課題は解決できても、
中長期的な事業の継続・発展を目指す
「脱・横ばい経営」は
なかなか実現できません。
特に2代目経営者の場合、
既存の事業と財務を引き継ぐため、
成り行きでも一応は事業が回り、
意図して動かなければ、
現状維持が続いてしまいます。
2代目経営者自身の意思として、
「何を目指すのか?」
「どんな状態を作るのか?」
を明確にして、
目的を定めることが
「脱・横ばい経営」の
原動力になります。
そこで八木塾では、
財務を活かす土台を整えるために、
まずは「2つのWhat」を明確にします。
「2つのWhat」とは、
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1.何を実現したいのか?
2.自社のビジネスモデル
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の2つです。
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1.何を実現したいのか?
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1つ目の「what」は、
「目指す会社の未来像」
です。
ヒト・モノ・カネの観点で、
どんな姿にあるのか、
言語化していきます。
会社の未来は、
経営者の構想から生まれます。
教科書的には
「Why(理念やビジョン)」から
決めていきますが、
実務的には
「What(ヒト・モノ・カネ)」から
会社の未来を考えていきます。
抽象度の高い理念やビジョンは、
頭の中をグルグル回り、
言語化に時間がかかりがちです。
理念やビジョンを思い悩むよりも
まずは実際にやってみることで、
「Why」のイメージが膨らみ、
具体化しやすくなります。
また、理念やビジョンを決めても、
いまの現場とのギャップの大きさから、
周囲からの理解を得にくく、
具体的なアクションにも繋がらない
会社もよく見かけます。
具体的に
「何を目指すのか?」
「どんな姿になるのか?」
を言語化することで、
経営者の目指すゴールを
明確にすることができます。
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2.自社のビジネスモデル
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2つ目の「What」は
「自社のビジネスモデル」
です。
事業を数字で表したものが財務で、
事業と財務は表裏一体です。
目指すビジネスモデル次第で、
財務の姿も変わってきます。
・今のビジネスモデルと
現状の財務の状態
・目指すビジネスモデルと
将来あるべき財務の姿
をそれぞれ比較することで、
やるべきことが明確になり、
実現に向けて財務の力を
活用できるようになります。
ビジネスモデルは、
バリューチェーンや、
業務プロセスなどをベースに、
商品・サービス提供のプロセスを
「図」に落とし込みます。
自社のビジネスの全体像を俯瞰し、
プロセスに分解していくことが、
財務を活用する出発点になります。
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このように、
経営者の頭の中にある
「2つのWhat」を明確にしてから、
その実現に向けた重要ツールとしての
財務を学び、自社に実装していきます。
ご自身でも取り組めますが、
「質問を投げかけてくれる
対話相手」
がいると
頭の中のモヤモヤを
引き出しやすくなり、
深く・広く言語化できます。
先月から始まった
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【八木塾】2代目経営者の
「脱・横ばい経営」
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では、
財務を学ぶだけでなく、
あなたの経営方針を明確化し、
日々の行動プランに通し込みます。
5月から【八木塾】第2期を
スタートするので、
「2つのwhat」を言語化したい方も
ご参加をご検討ください。
詳細が決まり次第、
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅
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