【社外CFO通信61】ムダな書類作成、していませんか?
こんにちは。八木です。
あなたの会社では、
何のために作っているかわからない、
ムダな書類はありませんか?
社長が社員に対して、
「今月の実績をまとめて、
資料Aを作ってくれ。」
と指示すれば、社員は、
「わかりました。」
と作るはずです。
さらに、社長が
「来月も頼む。」
と言えば、社員は、
「わかりました。」
と言い、その書類作成が、
毎月のルーチン業務になります。
その後、しばらくは社長も
その書類に目を通すものの、
数ヵ月もすれば、
次の問題が気になりだし、
「○○の実績もまとめて、
資料Bを作ってくれ。」
と社員に指示を出します。
社員は、
「わかりました。」
と、従来の書類Aに加え、
書類Bを作る仕事が
ルーチン業務に加わります。
・
・
・
と、このように、
社員が作る書類の数が
雪だるま式に増えていきます。
不要になった書類作成を
やめればいいのですが、
あまり重要でなくても、
社長は・・・
「また必要になるかもしれないから
しばらく作らせておこう」
「なくても困らないが、
あると便利だから残しておこう」
社員は・・・
「何に使っているか知らないけど、
何も言われないから
とりあえず作っておこう」
「慣れて楽な仕事だし、
このままやり続けよう。」
とそれぞれ考え、
なかなかやめられません。
このような構造は、
社長と社員の間だけでなく、
上司と部下、異なる部署間でも
よく見かけます。
社長はよく、
「社員には、目的をよく理解して
わかりやすい資料を作ってほしい。」
と言うものの、
実際には、社長自身も
「○○の資料を作ってくれ」
という指示だけして、
「その資料を何のために使うのか」
という目的をきちんと
社員に説明していない場合もあります。
このようなことを防ぐためには、
・目的をきちんと伝える。
・社長から社員に、不要になった
資料作成をやめる指示を出す。
といった対策が考えられますが、
一番のおススメは、
いつ見直すかを
^^^^^^^^
あらかじめ決めておく
^^^^^^^^^^^^
という方法です。
たとえば、
「○月まで試す。」
「まずは6ヵ月間続けてみて、
見直しを相談する。」
「毎年、内容を見直す。」
と最初に決めます。
そうすれば、
期限が来れば必ず見直します。
期限が来たら、
そのまま続けるか、
改善するか、やめるかを
決めることができます。
書類作成だけでなく、
・様々な社内会議
・情報共有や伝達
なども、
見直しの期限を決めておくことで、
バージョンアップできます。
あなたの会社でも、
ぜひ試してみてください。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅
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