【社外CFO通信47】他社の成功要因にご注意を

こんにちは。八木です。

みなさんは
他社の成功要因に興味がありますか?

私を含め多くの経営者は
他社の成功要因が気になります。

この成功要因に関して、
私自身、多くの会社に関わる中で、
気付いたことがあります。

それは、

外から見えやすい「派手な活動」と
見えにくい「地味な活動」があり、

前者が成功要因とされがちですが、
実際は後者が鍵になる場合が多い、

ということです。

たとえば、以下のような活動です。

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◉「派手な活動」の例

・SNSでの発信強化
・自社商品開発
・ウェブサイトリニューアル
・新店舗オープン
・キャンペーン展開
・人事制度刷新
・海外進出

◉「地味な活動」の例

・見積書をひとつずつチェックする
・休眠顧客のリストを作って一件ずつ営業
・営業会議で行動を促す仕組みを作る
・売上ではなく粗利を目標に変える
・社長が毎日、社員に声をかける
・現場で話し合う場を作る
・社内の仕事の流れを整える

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一番の違いは、
社外からの見えやすいさです。

「派手な活動」は
社外からでも見えますが、
「地味な活動」は
外からは見えずらい活動です。

もう一つの違いは、
変化の大きさです。

「派手な活動」は
方針転換も見据えて
大きな変化を目指す一方、

「地味な活動」は
日々の行動レベルを
細かく変えていく活動です。

私の経験から感じるのは、

「派手な活動」も必要ですが、
それだけでは成果は得られず、

日々の行動レベルを
コツコツと変えていくことが
結果として収益底上げに
大きく効果を上げることが多い、

ということです。

私は、

「どんな取り組みが
実際に成果につながりますか?」

と聞かれたら、いつも
今お伝えした話をしています。

先ほど書いた「地味な活動」の例を
改めてご覧ください。

◉「地味な活動」の例

・見積書をひとつずつチェックする
・休眠顧客のリストを作って一件ずつ営業
・営業会議で行動を促す仕組みを作る
・売上ではなく粗利を目標に変える
・社長が毎日、社員に声をかける
・現場で話し合う場を作る
・社内の仕事の流れを整える

あなたの場合、
心当たりのある項目はありませんか?

実際にこれらを聞いていくと、

「変えなきゃと思っていたけど、
先送りしていた。」

「今のやり方が当たり前になっていた」

「中途半端になっていた」

といった会社がとても多いです。

特に小さな会社の場合、
まずは当たり前のことを改善すれば、
確実に会社が変わり始めます。

他社の「派手な活動」を真似しても
成果は得られません。

大掛かりな「派手な活動」の前に
まずは「地道な活動」にも
目を向けてみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅

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