【社外CFO通信45】高すぎる売上目標の弊害
こんにちは。八木です。
みなさんの会社では、
どんな売上目標を立てていますか?
複数の社員がいる会社で
高すぎる売上目標を掲げると、
社員が目標についていけずに、
形骸化してしまうかもしれません。
たとえば、
「●年後に年商●●億円」
「創業●●周年には年商●●億円」
など、
「節目の年にはこのくらいの
会社規模を目指したい。」
という目標の立て方をしている
会社で多く見かけます。
目標が高いこと自体はいいのですが、
目標と現状の差がかなり大きく、
社員に実現する道筋が見えないと、
この計画は形骸化してしまします。
多くの経営者は、
・社員に発破をかけたい
・社員に自分たちで考えさせたい
・一度決めた目標は下げたくない
といった考えから、
高い目標を掲げ続けています。
一方で、
実現への道筋が見えない
高い目標を掲げ続け、
計画の未達が続くと、
社員は、
・目標=単なるスローガン
・計画=達成できなくてもOK
と思い始めます。
毎年、目標と計画を示す社長を
白けた目で見るようになります。
残念ながら、
多くの中小企業では、
「●年後に年商●●億円を目指す。
具体的な方法は皆で考えろ。」
では、社員は動きません。
社長が目標を示して、
やり方は社員が考える。
自ら考え行動する社員を
育てていきたい社長にとって、
理想的な姿かもしれません。
形骸化を防ぎつつ、
高い目標を掲げたいなら、
1.目標を達成した状態を
もっと噛み砕いて伝える。
2.現状から目標に至る
プロセスも伝える。
(一緒に考える)
3.毎年計画を見直す
といった点に
注意する必要がありそうです。
みなさんも
売上計画を立てる際には
気を付けてみてください。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅
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