【社外CFO通信39】現場に足を運んでいますか?

こんにちは。八木です。

みなさんにとって、
「経営の現場」はどこですか?

私は17年間で約100社の
中小企業の事業再生を
サポートしてきました。

事業再生とは、

・売上低迷
・赤字決算
・債務超過
・資金繰り悪化

など厳しい状況に陥った会社の
会社再建に向けた取り組みです。

数多くの会社を見てきた中で
気付いたのですが、

業績が低迷する会社や
危機に陥る会社には、
いくつかの共通点があります。

その中のひとつが、

「経営者が『経営の現場』
に足を運んでいない」

という特徴です。

「経営の現場」とは何か?

たとえば、

・BtoBの商社なら
重要な顧客との面談

・小売やサービス業なら
お客様にモノやサービスを
販売している店舗

・製造業なら
自社のノウハウが詰まった
製品開発拠点や製造現場

・物流業なら荷主や、
点在する倉庫や営業拠点

などです。

つまり、

「経営の現場」

とは、

顧客や社員と直接
^^^^^^^^^^
接することが出来る場所
^^^^^^^^^^^^^

です。

経営者自身が
^^^^^^^^
直接、顧客の声を聞き、
^^^^^^^^^^^^^
直接、社員と接すること。
^^^^^^^^^^^^^^

顧客が増え、社員が増えると、
いつの間にか経営者と現場の
距離が広がっていきます。

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①顧客との接点
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顧客との接点を
社員任せにしていると
顧客の変化を見落とします。

日々の実務は
営業部長や社員に任せていても、
節目節目では直接訪問して、
顧客の声を聞いてみてください。

営業畑出身ではなく、
営業への苦手意識がある
経営者もいらっしゃいますが、

経営者によるトップ営業は
効果的な場面も多くあります。

トップ自ら動く姿勢が見えなければ
社員は動きません。

———-
②社員との接点
———-

ビジョンや方針、
仕組み作りも大事ですが、
それだけでは社員は動きません。

経営者自身が
現場に足を運んで
社員に直接声を掛ける。

その一言の積み重ねが、
ビジョンや目標に向かう、
最も強力な原動力になります。

———-

たとえば、

・大半の顧客の情報は、
営業経由で把握している。

・自社の店舗や拠点に
足を運んでいない。

・製造現場にほとんど
足を運んでいない。

・社長室や管理部門のオフィス
にいる時間が長い

といった方は黄色信号です。

顧客や社員の動きが
会社を支えています。

経営者が自分の目で現場を見れば、
社員では気付かない、
新たな発見があるはずです。

みなさんにとっての
「経営の現場」はどこですか?

いつの間にか
足が遠のいていないか、
ぜひチェックしてみてください。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅

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