【社外CFO通信27】親子ならわざわざ話し合わなくても分かり合える?
こんにちは。八木です。
中小企業の大半は
オーナー経営の会社です。
多くの会社は、
親から子に株式を渡して、
会社を承継していきます。
会社を次の世代に引き継ぐ際に
スムーズに行かない原因のひとつが
「親子なのだから、
わざわざ話し合わなくても
分かり合えている」
という誤解です。
この誤解から生まれるすれ違いが、
経営者(先代)と後継者、
双方のストレスになり、
事業承継がスムーズに進まない
要因になっています。
しかし、
「親子同士でも、
ちゃんと話し合いましょう!」
と言っても、
なかなか行動できないし、
続かないのが実情です。
身内同士だからこそ
「正面から話し合うのは、
どうも気恥ずかしい」
「意見が対立して、
感情的なしこりを残したくない」
といった気持ちがあります。
ではどうするのか?
私が実際にやっているのは、
「二人の間に紙(アジェンダ)や
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ホワイトボードを挟む方法」
^^^^^^^^^^^^^^^^
です。
ただ口頭で話し合うのではなく、
経営方針や取り組み、課題、
アクションプランなどを
ホワイトボードや紙に書き出し、
会話の内容を
「目に見える形で」共有しながら
お互いの考えを話し、
合意を積み重ねていきます。
その積み重ねとして生まれるのが、
ビジョンや事業計画、予算、
アクションプランなどです。
お互いの間に紙(アジェンダ)や
ホワイトボードを置き、
それを見ながら会話すると、
・相手に直接意見するのではなく、
間にあるアジェンダや
ホワイトボードに話す形を取れ、
格段に話しやすくなる。
・仮に意見対立があっても、
その原因を把握しやすくなり、
解決への道筋が見つかる。
・話した内容や結論を残せるので、
小さな合意を積み重ねながら、
経営を着実に前進できる。
など、様々な効果が得られます。
さらに、私が関わる場合には、
私自身が第三者として
ファシリテートしています。
親子とは言え、
経営に対する考え方や方針から
日頃の社員とのやり取りまで、
様々な違いが表面化します。
お互いの考えをすり合わせる場を
定期的に設けることは
とても有効です。
ただ「会話しよう!」では
続かないので工夫が必要です。
円滑な事業承継を進めるためにも、
ぜひ一度試してみてください。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅
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