【活動報告】「10年後の未来を考える」
こんにちは、八木です。
今回は「『10年後の未来』を考えるワークショップ」の活動報告です。
埼玉県さいたま市の毎日興業株式会社様にて、若手・中堅社員による「10年後の未来」を考えるワークショップをサポートしました。
(参考)毎日興業株式会社様ウェブサイトでの取り組みの紹介
https://www.mainichikogyo.co.jp/2276/
https://www.mainichikogyo.co.jp/2182/
様々な部署・拠点から20~30代の若手・中堅社員を集めて6名×2チームを作り、全3回のワークショップとプレゼンを行いました。
参加メンバーの真剣な取り組みにより期待以上のプレゼンができ、特に人材育成や組織開発の点からから有意義な取り組みだったため、同様の取り組みを考える方へのヒントとして概要をまとめてみました。
テーマと目的
- テーマは「10年後も地域から選ばれる会社であり続ける」
- 自社の未来への構想を広げるため、若手のアイデアや提案を引き出す
(アイデアの「発散」が目的)
ワークショップの構成
- メンバーは中堅~若手社員を中心に6名×2チーム
- 2時間×3回のワークショップを月1ペースで実施
- 各回の事前課題とディスカッションで考えを深め、最終回に社長以下役員へプレゼン
- プレゼン準備の打ち合わせやスライド作成は、両チームともワークショップ外の時間も使って活動
実施した内容
- 顧客の生の声を聞く(間接部門メンバーを含め全員がヒアリング実施)
- 将来から逆算で考える(実現可能性は問わない)
- 会社の強みやポジティブな部分に着目する(何が活かせるか、という視点から)
- 他部署や他拠点のメンバーの考えに触れる(実際、多様な考えが集まった)
- スライド作成から発表まで全てをメンバーだけで実施(メンバーの特徴を生かして上手に分担)
- 社長以下役員からの前向きなフィードバック
サポートした内容
- ワークショップの全体設計と運営(プログラム、ワークショップの方法、事前課題、司会進行)
- 社長の意図をメンバーにわかりやすく伝える
- チームディスカッションのファシリテート役(2回目以降はメンバーに移管)
- ディスカッションやプレゼン準備時の助言(内容には踏み込まず、考える切り口の提供など)
- 実施後の社長へのフィードバック
参加メンバーの感想より
- 様々な部署の人の意見や考え方を知ることができた
- お客様の生の声を聞くことの大切さを感じた
- もっと会社を良くしていこうという意識を持った
- 未来への期待を持つことができた
- お客様にもどんどん提案していきたい
得られた成果
- 若手を中心としたメンバーから様々なアイデアや提案を得られた
- 各メンバーが「自分事」として将来を考える経験を積めた
- 社内のタテヨコナナメのつながりが強まった。
- 経営陣の意図する方針が自然と社内に浸透できた
- 今後の長期ビジョンや中期経営計画策定などに向けた第一歩となった
プレゼン終了後のコメントにて、ある役員の方が「考えることは本来楽しいこと。それが実現するともっと楽しくなる。」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
- 会社は、社員が自分たちで考える機会を作り、その実現に関わるチャンスを提供する。
- 社員は考える楽しさを知り、その実現に向けて努力する楽しさを知る。
- そして成長を重ねて自社を牽引する立場に育っていく。
目の前の仕事に追われる日常業務から少し距離を置いて、今回のような場に参加することは、社員の成長(=すなわち自社の成長)に効果的な取り組みですね。
このような取り組みに興味がある方がいらしゃれば、下記よりお問い合わせください。
貴社の状況や目的に応じた取り組みを、一緒に検討させていただきます。
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あなたのビジネスを発展・成長させるヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅