【社外CFO通信5】社員と1on1(個人面談)していますか?
こんにちは。八木です。
先日、友人の経営者(A社長)から
社員との1on1について
相談を受けました。
A社長は、定期的に
全社員と1on1をされています。
「パフォーマンスの低いが
自己肯定感は高い社員(Bさん)。
1on1なので否定は避けたいが、
間違った方向に行きがち。
どうしたらいいか?」
まず、1on1とは、平たく言うと
「社員との個人面談」のことです。
A社長は、
・日常的な業務打ち合わせや
評価面談と区別する
・上司から指示を与えるのではなく
本人が自発的に考える機会を作り、
仕事への動機付けを高める
といった理由から、あえて
「1on1」
という呼び方をしています。
1on1は
あくまで「手段」です。
個別の1on1の場ではBさんが
主役かもしれませんが、
1on1の場を設計し、
活用する主体はA社長です。
なので、目的に立ち返って、
「何のための1on1を
やっているのか?」
「A社長はBさんを
どうしていきたいのか?」
「1on1の場を
どう活用したらよいか?」
を順番に考えることで、
より本質的で納得感のある
結論に近づきます。
A社長の場合、
「組織を成長させるために、
社員ひとりひとりが
力を発揮できるようにしたい。」
「Bさんには、まずは
決められた仕事をしっかり
取り組んでほしい。」
「Bさんとは期待と活動内容を
しっかりすり合わせる場として
1on1を活用する。」
と、Bさんへの期待が言語化され、
1on1での向き合い方が
明確になりました。
ちなみに、私が1on1で
大切だと感じているのは、
①何を言っても否定されない、
安心安全ポジティブな場づくり
②会話の呼び水として、
社長から質問を投げかける
③社員の話に最後まで耳を傾ける
の3つです。
コーチングや動機付けに
過度にこだわる必要はないと
考えています。
たとえば前述のBさんの場合、
全てをBさんの自主性に
委ねるのではなく、
①~③の場は守りつつ、
A社長から期待する目標を伝える
A社長から行動計画の選択肢を示し、
その中からBさんに決めてもらう、
といった方法も考えられます。
1on1の型にこだわり過ぎず、
社員の性格やレベルに応じて
・社長の考えで導く部分
・社員自身に考えてもらう部分
の割合を調整するイメージです。
呼び方は何でもいいですが、
社員と個人面談を行い、
社員が自分の言葉で話せる場には
とても価値があります。
みなさまの会社でも
まずは始めてみては
いかがでしょうか?
大切なのは、
「1on1を通じて
^^^^^^^^^^^
何を実現したいのか?」
^^^^^^^^^^^^^^^^
を明確にすること。
^^^^^^^^^^^^^
そして、
①何を言っても否定されない、
安心安全ポジティブな場づくり
②会話の呼び水として、
社長から質問を投げかける
③社員の話に最後まで耳を傾ける
の3点です。
継続すれば、1年後には
社員の動き方が変わります。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。
株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅
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