【社外CFO通信96】貸借対照表のダイエット!

こんにちは。八木です。

貸借対照表は、
自社の「財産リスト」です。

損益計算書の売上や利益は見るけど、
貸借対照表はじっくり見ない経営者も
多いのではないでしょうか。

これまで数多くの決算書を見てきましたが、

業績の悪い会社ほど、
^^^^^^^^^^^^
貸借対照表にムダが溜まり、
^^^^^^^^^^^^^^^^
肥大化しています。
^^^^^^^^^^

貸借対照表にムダが溜まると、

・寝ているお金が増え、
貴重な資金のムダ遣いになる。

・管理の手間とコストが生じる。

・自己資本比率が下がる。

などのデメリットがあります。

今回は貸借対照表の「資産」について
チェック項目を整理してみました。

ぜひ一度、自社の貸借対照表を
チェックしてみてください。

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○売掛金

・予定どおりに回収できていない
売掛金が残っていませんか?

・相手先と金額を把握し、
回収に向けて行動をしていますか?

・回収が見込めない場合、
顧問税理士に相談して
貸倒処理の方針を決めていますか?

○棚卸資産(在庫)

・モデルチェンジや陳腐化などで
販売が見込めない在庫はありませんか?

・販売あるいは処分に向けた
具体的な行動予定を立てていますか?

・一括購買や場当たり的な発注で
経常的に余剰在庫が発生していませんか?

・ムダな在庫を生まない発注方法への
見直しを実行していますか?

○仮払金

・決算で十分に内容を整理せず、
安易に仮払金として計上していませんか?

・特にオーナー経営者への仮払金は
銀行から公私混同と見なされます。
格付けや経営者保証に影響するので、
なくしましょう。

○貸付金

・貸付した相手と書面で契約を
交わしていますか?

・回収が滞っている場合、
回収に向けた行動をしていますか?

・回収が見込めない場合、
顧問税理士に相談して
貸倒処理の方針を決めていますか?

・仮払金と同様に
オーナー経営者への貸付金も
銀行から公私混同と見なされ、
格付けや経営者保証に影響します。

○固定資産

・ルールに従って減価償却していますか?

・仮に減価償却費を抑えて黒字化しても、
銀行は減価償却不足額を把握しています。

○出資金、投資有価証券

・昔の取引先や提携先への出資金、
使っていないゴルフ会員権などを
そのままにしていませんか?

○保険積立金

・昔からの流れで
ムダな保険を残していませんか?

———-

普段じっくり見ないからこそ、
定期的なチェックが必要です。

年1回でいいので、
財産の中身を洗い出し、
スリムな貸借対照表をキープしましょう。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅

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