【社外CFO通信88】直感を磨く

こんにちは。八木です。

今日は経営者の「決断」のお話です。

みなさんは、
難しい経営判断に直面した際の
判断の拠りどころは何ですか?

人によって考え方は様々ですが、
ある経営者の方が、

「直感」

とおっしゃっていました。

「直感」という言葉、
私はとても共感しました。

「理屈を考えても正解はないし、
最後は直感で決める。」

と考えると、

的を得ていると思えるシーンを
これまでたくさん見てきました。

「直感」で決断を下すには、
日頃から直感を磨いておく
必要があります。

「直感を磨く」は、
どういう意味でしょうか?

私は、
多くの経営者を見てきて、
「直感を磨く」には、
以下が必要だと考えています。

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1.拠り所となる判断軸
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実現したいビジョンや将来像を持ち、
会社の未来をイメージできている。

あるいは経営に対する考え方や
自身の行動規範を持っている。

ご自身や会社を「こうしていきたい」
というイメージを明確に持っている。

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2.客観的な物差し
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資産や収益、会社のお金の情報と
見通しを把握している。

判断根拠となる材料を持っている。

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3.周囲に対する信頼
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自分の判断に社員がついてくる、
周囲から応援してもらえると信じている。

信頼できるパートナーの存在。

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4.自分の活動に基づく自信
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「自分はこれだけやってきた」
という実績と自負を持っている。

「実績」というよりも
「行動」の積み重ねからくる自信。

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5.失敗をカバーできる余力
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経済的な側面と精神的な側面の両面。

多少の判断ミスがあっても
経営の根幹を揺るがすことのない
財務余力を持っている。

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いかがだったでしょうか?

私の考える「直感を磨く」とは、
経営者自身や自社の中に
1~5を整えていくことです。

私自身は社外CFOとして
クライアントの1~5に関わりを持ち
仕事をしています。

そうなると、私の役割は、
「経営者の直感を磨くこと」
とも言えそうです。

精神論ではなく、
仕組みを整えていく。

このどれかが欠けると
直感が鈍ります。

ご自身の直感を磨く上で何が足りないか、
振り返ってみてはいかがでしょうか。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅

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