【社外CFO通信15】新年度全社キックオフのススメ

こんにちは。八木です。

先日、クライアントの
新年度キックオフ
に参加しました。

場所は会社近くのホテル会議室。
パートも含め全社員が参加。

前半が会議形式での方針発表会。
その後、同じホテル内会場で
懇親パーティー
でした。

男性はスーツにネクタイ着用。
普段の社内とは違う、
改まった雰囲気を感じました。

方針発表会は、
スクール形式に机を並べ、
社長、役員、部門長の順に
前期の振り返りや
新年度の方針を発表。

懇親パーティーは
大ビンゴ大会などの
イベントも盛りだくさんで
大盛り上がりでした。

みなさんの会社では、
新年度のキックオフや、
経営計画発表会などの
イベントをされていますか?

やり方や内容は様々ですが、
全社員の気持ちと行動の
ベクトルを合わせる機会として、
とても有効です。

今回感じたことを中心に、私なりに
ポイントを整理してみましたので、
みなさんの会社で実施する際の
ご参考にしてみてください。

1.全員参加型

①拍手で場づくり

誰かが発表するたびに
全員が拍手する。

まずは
全員が安心して参加できる
場の雰囲気づくり

が参加型の大前提です。

これは
普段の会議でも大切です。

②部門長による発表

役員からの方針発表に続き、
各部門長が部門方針をプレゼン。

自由に話してもらうのではなく、
プレゼンの項目を統一すると
ストーリー性と一体感が
感じやすくなります。

参加型キックオフの
第一歩です。

③全社員30秒コメント

部門長のプレゼンに続き、
所属社員が一人30秒ずつ
今期の意気込みをコメント。

たったの30秒ですが、
全社員の前でしゃべる機会は、
本人の参加意識を大いに高めます。

自ら決意表明してもらうことも、
今後の活動に主体性を促す
きっかけになります。

全員が主役になれる機会
少しでも取り入れてみてください。

2.歴史ストーリーを振り返る

「社長が過去の歴史を振り返り、
後継者が今後のビジョンを示す」

この流れが自然で、
とてもよかったです。

将来のビジョンだけでなく、
今に続くストーリーとして
自社の歴史を社員に
伝え続けることも大切です。

普段の仕事では、
・常に変化を促す方針
・古臭い考え方への嫌悪感
・上司への反発心
などから、
過去を否定的に捉えがちです。

しかし、
歴史の積み重ねがあるからこそ
「今」があり、
「今」もいずれは
歴史として引き継がれます。

そんな「今」を担う社員が、
自社の歴史ストーリーを知り、
その一員としての誇りを
少しでも感じてもらえたら、
どうでしょうか。

過去の自慢話ではなく、
未来につながるストーリーとして、
自社の歴史に触れる機会を
作ってみてください。

自社の強みや
大切にしたい価値観
など
感じることも
あるかもしれません。

3.ベテラン社員へのリスペクト

普段、目立つことが少ない
若手に司会や企画の役割を振り、
社内での交流を促すことは
多くの会社が取り入れています。

今回、
私が「いいな」と感じたのは、
定年退職者への表彰です。

ベテラン社員への処遇を見て、
他の社員は
この会社で働き続けた将来、
自分がどう扱われるのかを
感じ取ります。

終身雇用ではなくとも
頑張る社員には長く活躍して欲しい
と考えなら、

現場でコツコツと頑張る
ベテラン社員にも
スポットライトを当てる
機会
にしてみてはいかがでしょうか。

自分より少し上の世代が活躍する姿は、
仕事での成長意欲を高め、
会社で働き続ける動機になります。

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以上、いかがだったでしょうか。

みなさんの会社での取り組みの
ご参考になれば幸いです。

「うちはこんな取り組みを
しているよ~!」

といったアイデアがあれば
ぜひ教えてくださいね。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あなたのビジネスを発展・成長させる
ヒントになれば幸いです。

株式会社C&Aパートナーズ
代表 八木雄毅

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